11月8日(月)下谷警察 交通課の巡査部長と巡査の女性警察官2名が 初音幼稚園で交通安全指導をしてくださいました。
~ 巡査のマジックコーナー ~
魔法の袋に入れた赤いボールがあら不思議・・・赤や青の信号の色の布に変身。交差点での横断歩道の渡り方や、歩道の信号が青に変わっても右折車、左折車の危険性についてわかりやすく説明してくださいました。
~ 巡査部長の腹話術コーナー ~
「シンちゃん」が「交通安全1・2・3のお約束」について面白おかしく紹介しました。「シンちゃん」と巡査部長のとぼけたやり取りにみんな大爆笑。
1 飛び出しはしない (曲がり角などは一度止まって左右確認)
2 道路では遊ばない
3 道路を渡るときはよく見て渡る
交通安全は何度も身の回りの安全を確認することが大切です。一人ひとりの「自分で身を守る」という意識が大切だということをしっかり学ぶことができました。
~ 園児からの質問コーナー ~
子どもたちの憧れの仕事でもある警察官のお仕事には質問がいっぱい。
Q.「牢屋ってどんなところ?」
A. 牢屋は悪いことをしてしまった人たちが入る檻のことで、中には柵があって中から鍵を開けることはできません。その中で、人を傷つけてしまった事を反省しながら、裁判を待つところです。
Q.「信号機が壊れてしまったらどうすればいいの?」
A. 壊れた信号機を見つけたらすぐに110番などで警察へ連絡してください。すぐに信号を治しますが、その間 壊れた信号のある横断歩道を避けて、安全な信号を渡りましょう。
Q.「信号機のない横断歩道があるのはなぜですか?」
A. 道路の幅や交通量によって信号を設置するかどうかが決まります。信号のない横断歩道は、一人ひとりがより気を付けて横断することが大切です
Q.「パトカーはどんなお仕事をしているの?」
A. パトカーに乗っているのは、「地域課」の警察官です。地域課の警察官は、地域の安全パトロールをしたり、110番通報などを受けて、現場へ急行したりします。いつでも現場に駆け付けられるように、日ごろから「拳銃・警棒・無線」を装備しています。
~ 無線デモンストレーション ~
通報を受けて現場へ急行する際の無線連絡の様子を紹介していただきました。「こちら警視庁〇〇〇で刃物を持った男が暴れています・・・」警察ドラマのような緊迫感あるやり取りを子どもたちに子どもたちの目も真剣そのもの。
~ お巡りさんから幼稚園の皆さんへ ~
全学年への交通安全指導の後は、新一年生になる年長さんに向けて、お話を戴きました。
小学生になると、学校や御友達の家、公園へ行ったり、一人で道路を歩く事が多くなります。この時期一年生の交通事故が毎年とても多く問題となっています。子どもが気を付けていても、車を運転する側の不注意で事故が起こってしまうケースもあります。横断歩道はわたる前の左右確認はもちろんのこと、渡っている最中もしっかり安全確認を怠らないことが大切です。また、道を横断する以外でも、脇道から自転車が飛び出してきたり、風が強い日は落下物にも注意するなど、日ごろから周りの安全を確認し、習慣となるように心がけましょう。
安全への心がけはすぐに身につくものではありません。今日の降園時、幼稚園の門を出る時から早速 練習を始めましょう。ひょっとすると、お巡りさんや、シンちゃんがみているかもしれませんよ・・・。
それから、知らない人には絶対に付いていかないようにしましょう。みんなが想像する不審者は、「怖い人」だと思いますが、実は「優しそうに見える人」が犯人の場合もあります。保護者の方が知らない人にはついていかない事。もし、知らない人に腕をつかまれたら、なるべく犯人に近づくように勢いよく逃げる事、屈みながら逃げることも効果的です。自分の身は自分で守るということもしっかりと習慣にしていきましょう。
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